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FX カバー取引について

 

 

 

カバー取引について

  1. FX業者がインターバンクに流す取引の事
  2. 大手金融機関や銀行がカバー先となる
  3. 全ての顧客注文を流している訳ではない

 

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カバーディール(取引)とは

 

カバーディール(カバー取引)とは、FX会社が顧客との取引に対してインターバンク市場で反対売買を行い為替変動リスクを抑えることを意味しており主に相対取引の業者で行われます。

 

例えばトレーダーがFX業者に買い注文をした場合、業者側は同じ量の売ポジションをトレーダーに提供することになります。

そうなると当然、業者側の残高は減少してしまいますからインターバンク市場で同じ量の買取引を行う事(反対売買)でFX業者の持ち分は無くなり、為替変動による増減リスクを無くす事に繋がるのです。

 

同様にトレーダーがFX業者に売り注文をした場合、業者側は受け手となる為同じ量の買ポジションを得る事になります。

そうすると残高が増加してしまいますからインターバンク市場で同じ量の売取引を行う事(反対売買)で残高を調整してリスクを抑えます。

 

では、何故このようなカバーを行っているのでしょうか?
そこにはスプレッドや取引時のレート、カバー先との切っても切れない関係性が強く関連付いているのです。

 

殆どの国内FX業者は「相対取引」で成立している

 

 

わたし達個人トレーダーは日々ポジションを取りながら日々取引をしている訳ですが、システムの内部について詳しく理解していますか?

 

 

 

日本国内の殆どの業者では「相対取引」で成り立っており、FX業者と取引を行っています。

 

 

そのポジション、どうなっているの?FXの相対取引とはコストと密接に関わるシステム制度

 

 

 

わたくし達が日々FXで取引しているロングやショートと言ったポジションは直接インターバンク市場に流すのではなく、FX業者が管理し、大手銀行や金融機関が取引を行う

インターバンク市場に流すかどうかを判断しています。

 

 

つまり、「相対取引を用いている業者では直接金融市場で取引をしている訳ではない」と言う事です。

 

 

なら、普段取引しているレートはどうやって決まっているのでしょうか?

 

取引レートはカバー先の値を参考にしている

 

わたくし達が日々取引している「レート」も、厳密にはインターバンク市場=カバー先から提供されるレートを元にFX業者が提供しています。

 

 

FXスプレッドとは

ドル円のスプレッド。「0.1」=「0.1銭」が徴収される

 

 

 

例えば上記の様なドル円の値段も、厳密には提携しているカバー先のレートから表示している訳ですね。

 

これは「相対取引」を用いている業者ではどの金融商品であっても原則変わりません。

金融商品は問いません

  1. どの通貨ペアでも同じ
  2. 株価指数や商品でも同じ

 

 

そして、そのカバー先の値に「手数料」という形でスプレッド分を上乗せたレートを顧客であるトレーダーに提供しているのです。

 

業者の「収益源」FXのスプレッドとは取引にかかる大切な手数料システム

 

 

では、業者によってレートや表記がズレる事があるのでは何故でしょうか?

 

FX業者は複数のカバー先を持っている

 

 

FX業者の大半は基本的に複数のカバー先と提携しています。

 

 

各カバー先によって提供されるレートが若干であっても異なる事があるのです。

 

なので業者によって瞬間的に数pipsにズレが生じる事があったり、朝方のニューヨーク閉幕後の値段の乱高下が違うのは各業者毎にそれぞれ異なるカバー先を用いているからなのですね。

 

また、複数のカバー先を持つ利点は「より有利なレートを提供しやすくなること」に繋がります。

 

 

例えばドル円のレートが下記の様な状態だったとしましょう。

より有利なレート提供

  • A社:108.207
  • B社:108.208
  • C社:108.210

 

 

この場合、買い手にとってはほんのわずかな差ではありますが、A社の提供するレートが一番安く買える事になります。

 

カバー先が複数ある事でこのように「幅」が増え、顧客であるわたくし達トレーダーに提供出来る、業者側が仕入れるレートがより有利になっていくのです。

 

 

カバー取引の例

 

カバー取引の仕組みを理解したところで、次にFX業者がどのようにカバーを行っているのかケース毎にまとめていきます。

 

同じレートでカバー取引を行う

 

1つ目の例が同じレートでカバーを行う事です。

行うケース

  1. 特定の顧客の非常に大きな取引量
  2. 相場の急変動時やリスクヘッジが難しいと判断された時

 

 

特定の大口顧客や呑み行為が難しいと判断された時に比較的用いられやすいケースであり、業者はカバー先で顧客のレートと同水準のカバーを行います。

 

リスクヘッジ

  • 顧客:108.200 でドル円を3500万通貨注文
  • カバー先:108.200 でドル円を3500万通貨カバー

 

 

市場の時間や流動性にもよりますが、勿論カバー先で顧客の注文よりも安いレートで買う事が出来ればその差額が業者の収益に繋がります。

 

だからこそ、複数の提携先を持っている業者が多いのですね。

 

 

顧客同士の注文で解消する

 

 

相対取引の場合、業者は必ずしも市場やカバー先に流す必要性はありません。

行うケース

  1. 顧客の商いが買い手も売り手も多い状態
  2. 業者がリスクを負わない判断が出来る時

 

リスクを負わないと判断する場合にはそのまま顧客の注文をまとめる事=呑み行為が可能となります。

 

分かりやすいのが「顧客同士の注文で解消する」こと。

 

顧客同士のポジションをぶつけあう

  • 買い手:108.20で200万通貨の注文
  • 売り手:108.22で200万通貨の注文

 

この場合、取引通貨量も同じですからカバー先に流す必要性がありませんね。

 

また、0.2pispの違いがありますがこれは業者側の「スプレッド」収益としてそのまま還元されていきます。

 

 

カバー取引を行う事なく非常に低リスクで収益に直結出来る方法の1つです。

 

 

特定量に達した所でカバー先に流す

 

行うケース

  1. 顧客の商いが買い手も売り手も多い状態
  2. 少額プレイヤーや顧客同士の注文で解消出来る場合

 

FXには玄人の大口のプレイヤーだけでなく、カジュアルな少額プレイヤーから初心者まで実に多様なプレイヤーが使用しています。

 

勿論、取引する通貨量も上から下までキリがありません。

 

少額プレイヤーや業者の負担になるような過度な注文でない場合、業者内で呑み行為を行う事が非常に容易になります。

何故なら買い手も売り手も少額や少ない取引通貨量で行う人は非常に多いからです。

 

 

そのため一定量のポジションが溜まってからカバー先に流すケースもあります。

 

イメージの為の極端な例です

一定量でカバーする

  • 買い手①:108.20で200万通貨の注文
  • 買い手②:108.20で80万通貨の注文
  • 買い手③:108.20で20万通貨の注文
  • 買い手④:108.20で1200万通貨の注文
  • 買い手⑤:108.20で2500万通貨の注文
  • カバー先:計4000万通貨分カバーする

 

 

 

 

実際にカバー取引をしているのは約4割程度

 

では、実際にFX業者は実際に顧客オーダーの何割をカバー取引に出しているのでしょうか?

外国為替と通貨量

 

カバー取引 業者のカバーは4割程度

外部流通量=カバー取引額は半分にも満たない

 

引用元金融先物取引業協会:店頭外国為替証拠金取引の実態調査結果

 

 

上の資料から、実際にカバー取引に出されているのは「約4割」だと断定出来ますね。

 

 

では残りの6割はどうなっているのか?と言うとカバーの説明でもあった様に顧客同士のポジションをぶつけて「呑み行為」を行っていたりそのまま業者内で管理して完結しています。

 

 

金融市場はゼロサムゲームと言われる様に勝ち負けが非常にハッキリと出やすい場所であり、人口比率で見た時に圧倒的に多いのはトータルで勝っている人よりも負けている人達です。

 

故に、FX業者では「顧客が負けるのを前提としてカバーを行わない」部分が多いです。

 

事実としてカバー割合が4割程度にしか満たないの最たる理由として裏付けていますね。

 

 

思い当たる節はありませんか?FX初心者の失敗と飛躍する為の対策方法【捉え方を見直そう】

 

カバー先の数が多ければよい訳ではない

 

 

 

 

結局カバー取引の場合、各FX業者が「どういった対応をするのか?」が一番に問われます。

 

つまり、カバー先が多い方がレートの提供は円滑に進むかもしれませんが、多さや少なさが一番に重要ではないという事です。

 

例えば最大手のGMOクリック証券では19社の提携先がありますが、IG証券の場合カバー先は何と1社しかありません。

 

 

どの業者も提携数にはかなりのバラつきがあります。

 

結局どれだけ提携先が豊富だろうと少なかろうと、突発的な急変動やフラッシュクラッシュが起きた際の対応こそが要な訳です。急変動やフラッシュクラッシュが起きた際の業者対応こそが要な訳です。

その際にスプレッドの拡大であったり、瞬間的な取引フリーズ(遅延)であったりどういう方針を取るのか?が最も重要な訳です。

 

だからこそ、複数の口座を使用する事で各業者の運営方針や取引環境を見極めていきましょう。

 

 

 

FX業者別カバー取引数一覧

 

 

 

業者名カバー取引数
GMOクリック証券19社
IG証券1社
LIGHT FX11社
サイト作成と共に業者一覧も追加していきます
Comming,soon...

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