スキャルピングとは

 

 

 

スキャルピングとは、短期的な売買を繰り返し利益を積み重ねていく非常に有名なトレード手法の一種のことです。ポジションの保有時間も数秒から数十分まで、利益の幅も数pipsから数十pipsを狙っていくことで一日を通して積極的に取引を行い、ボラティリティが高ければ高いほど試行回数の増える方法でもあります。

 

 

 

FX初心者や初めてまもないプレイヤーにとって「スキャルピング」は非常に親しみ深い手法の一種であると言えるでしょう。

 

ですが、そのトレード自体が本当に自分に適しているのか?まで深く考察を行う方は非常に稀有なはずです。

 

トレードをする上で欠かせない「スキャルピング」のメリットやデメリット、適しているプレイヤーの方向性を捉えながら自分のトレードの幅を柔軟に広げていきましょう。

 

 

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スキャルピングのメリット

 

 

短期間で加速度的に利益が出る

 

 

短期売買を繰り返す事で例え値幅は小さいとしても加速度的に利益追求を行う事が出来るのがスキャルピングの特徴の一種です。

 

そして、複利を活用することでその資本増加率はより加速していきます。

 

この資金増減の素早さに魅力を感じ、日々市場に参画しているプレイヤーも少なくありませんが対照的に【加速度的に損失が増加する可能性がある】のも事実です。

 

従って、短期取引ではシビアな判断力や状況把握能力が問われる中級者や玄人向けのトレード技巧の一種と形容出来ます。

 

 

トレードに対する経験値が高まる

 

 

どの分野であっても、費やした歳月が糧となる様に、場数をこなすことによって相場自体への「経験値」が高まります。

 

 

積み重ねた経験値によってある意味市場に対する「慣れ」が生まれる事はFX初心者にとってメリットの1つ。

 

しかし、皮肉にもこの短期的な取引の「経験値」がデメリットとなり得るケースも往々にして多いです。

 

後述するデメリットに関しても把握をしていきましょう。

 

瞬間的な判断力を養える

 

 

言わずもがな短期売買をするプレイヤーは、時間軸の大きいプレイヤーよりも注文から決済までの一連の取引に対する「判断力」をよりシビアに問われます。

 

 

何故問われるのか。

 

それは時間軸が短くなればなるほどレートの至る所で買い手/売り手双方の思惑が発生するからです。

 

中期的な時間軸のプレイヤー達は必然的にプレイヤーの数やオーダーの総量そのものが大きくなる為、重要視されるレートが必然的に厚くなりやすいです。

結果として流れ全体としてはある意味分かりやすいようなはっきりとした値動きを伴うのとは裏腹に、

 

短期になればなるほどプレイヤーの総量は減少し重要視されるレート自体の厚みも薄くなります。従ってスキャルピングのトレードではブレイクやだまし、突発的な値動きの荒さは日常茶飯事。そしてそれが一瞬の内に値動きとして反映される為、より厳格に瞬時の判断力を養えるのです。

 

 

市場に長く参画しているプレイヤーであっても扱うロットの大小を問わずスキャルピングが苦手、出来ないと言った方が多いのもこのシビアな判断力が問われる事が要因となっている事も少なくありません。

 

 

  • FX初心者の場合、スキャルピングは簡単
  • 沢山取引出来るからやりやすい

 

と言った気持ちを抱きやすいですが自分の器量がより試されるトレードスタイルだという事を十分に理解しておきましょう。

 

 

スキャルピングのデメリット

 

スプレッドが徴収されやすい

 

 

超短期的な売買を行うプレイヤーにとって、「スプレッド」は無視出来ない存在です。スプレッドは言わば業者に支払う「手数料」の様なもの。

一回の取引やオーダー毎に言わば片道で発生している為

 

エントリーから決済までの一連の流れを繰り返さば繰り返す程、どんどんとそのコストは増加する事になります。

 

スプレッドとスキャルピングの関係

通貨ペア スプレッド/片道 取引10回のコスト
ドル円/USDJPY🇺🇸🇯🇵 0.2pips 4.0pips(0.2×2×10)
ポンド円/GBPJPY🇬🇧🇯🇵 1.0pips 20.0pips(1.0×2×10)

参照元:GMOクリック証券さん

 

つい忘れがちなのが「スプレッドは片道分」だという事。

 

新規注文の時だけでなく、決済の時もスプレッド分レートがズレているからです。

 

従って10回、20回と回数が大きくなればその分コストは増加し、上記の様なクロス円の場合その費用は膨大なモノへとなっていくのです。

 

 

【市場はゼロサムゲーム】と揶揄される事もありますが、業者にかかるスプレッドを考慮するとある意味では【マイナスサムゲーム】であると言えます。

 

試行回数の多さや取引量の多さだけが必ずしも優位性や複利的な利益の増大をもたらしてくるとは限らないのです。

 

業者に過度な負荷がかかる

 

 

前提条件として、原則的に、日本の有名な・殆どのFX業者は相対取引によるDD業者です。

 

 

よく分かる相対取引

相対取引は「あいたいとりひき」と読み, FXでは店頭FX業者との取引の形態のことをいいます。FXに限らず 様々な金融市場に存在している取引形態で, 取引所を通さず 直接 売り方と買い方が当事者間で取引を行うことを相対取引と呼びます。

「あなたがドル円を買ったときの売り手はFX会社」と言うことです。

店頭FX業者ごとにスプレッドが異なったり, 取引手数料を取るところがあったり,なかったり, スワップポイントが金利なのに業者ごとにその金額が異なったりするのは すべて相対取引であることが原因となっているのです。

 

 

より詳しく付随するとFX業者の中でも顧客(わたくし達)のポジション量や取引スタイルによってインターバンク市場に直接オーダーを通すものもありますが殆どのケースでは

業者側がわたくし達のオーダーを呑んで日々トレードが出来る環境を提供しています。

 

 

呑み行為やDDは必ずしも悪い事ではない
インターネット上では、
  • 呑み行為やDD業者は悪だ!
  • 不利だから凍結されないの?

 

と言った印象が非常に根強く蔓延していますが、その殆どの場合市場原理及びインターバンク市場でのbid/askと言った【現実的なレートの決まり方】を深く理解していない方が殆どです。

 

 

本来であれば株式の板取引同様、動揺為替レートも実際の実需によってその瞬間瞬間のレートが決定しており本来であればわたくし達個人トレーダーも市場の板の量を考えながらポジションを構築する必要性も出てきます。

 

詰まるところそういったポジションメイク自体を相対取引業者では半ば「肩代わり」する形で請け負ってくれているからこそ、わたくし達は日頃ストレスもなくポジションのオーダーから決済までを行えているのです。

 

 

最も、こういったお話はポジション量が何千万通貨以上のプレイヤーの話になってくる為、殆どの個人トレーダーにとっては所縁の無いお話ではありますが市場原理として理解に努める事は非常に重要です。

 

取引癖と負け癖が非常に付きやすい

 

目的と過程の相違

 

短い期間の取引を行えば行う程、次第に感覚が麻痺し始め日常的にポジションを持ちたくなる欲求や常に取引をしていたいと言った欲望が生まれやすくなります。

 

この文章を読んでいる方の中でもそういった覚えがある方は一定数いるでしょう。

 

無意識下であってもトレードという「手段」が「目的」にすり替わってしまうとそれこそ本末転倒であり【負け癖】を養う負のループに非常に陥りやすくなります。

 

 

スキャルピングという行為そのものはいつでも日常的に行えばよい訳では一切ありません。

 

市場毎の性質や状況をよく把握した上でその瞬間その瞬間の「最適解の一種」として選んでいるに過ぎないのですから。

 

負け癖を培わない為に初心者がFXで勝てない理由と意識する大切なこと

 

 

スキャルピング手法のやり方

 

日々活動中

 

短期取引といっても、闇雲にやればよい訳ではありませんしいつでもやれば良い訳でもありません。

 

何も考えずにひたすらにトレードを繰り返してもスプレッドが増加し不必要なコストが多大にかかるだけです。

 

 

  1. 市場の時間帯の把握
  2. ボラティリティの大きいペアを選ぶ
  3. 曜日や市場のフロー

 

上記の要素が密接に絡み合っています。スキャルピング手法をやる上で欠かせない要因を覚えていきましょう。

 

 

市場の時間帯の把握

 

 

外国為替市場では24時間常にマーケットが動いている事が特徴の一種ですが、いつでも値動きが活発な訳ではありません。

 

1日を通して時間毎に市場の開く時間が決まっており、

その開いている市場毎に活発度からプレイヤーの総人口が異なってくるからです。

 

  • 日本時間AM9時から開く東京市場
  • PM16~17時から開くロンドン市場
  • PM22時30分~23時30から開くニューヨーク市場

 

 

市場の入れ替わりが起きるという事は市場のプレイヤーの変化や増減を意味しており、言わずもがなですがロンドン、ニューヨークと市場が開く毎にプレイヤーの人口も相対的に大きくなり、より値動きに仕掛けや思惑と言った色を帯びる事に繋がります。

 

日本時間夜中に値動きが乏しいのも、端的に言ってしまえば市場に参画しているプレイヤーそのものが少ないからです。

 

  1. 値動きの乏しい市場
  2. 方向感のない状態

 

 

ではスキャルピングをいくら行ってもコストと不利な取引が積み重なるばかりです。

 

トレード以前に「自分が市場に参画する時間」そのものを見つめ直しより合理的なタイミングで行う意識を促しましょう。

 

 

スプレッドの拡大に注意しよう
市場には流動性や商いの「勢い」が常に存在しており、時刻や祝日等の季節性によって普段はタイトなスプレッドも数pips単位で拡大する時も珍しくはありません。
主に
スプレッドが広がる理由
  1. 流動性が極端に低下すること
  2. 満足なカバーディールが出来ない
  3. ボラティリティの大きい市場

 

 

この3つが起因しており特に高頻度で取引を行うプレイヤーにとっては余計なコストを作らない為にも必ず熟知するべきポイントでもあります。

 

数pipsのコストの大きさで本来なら利益になったかもしれないポジションが損失になる事もストップがかかってしまう事もあるのですから。

 

 

 

 

FXをする以前の「取引内部の仕組み」をよく理解することでより合理的なトレードを心がけましょう。

 

どうして発生するの?FXスプレッドが広がりやすい理由は何故ですか?

 

 

 

ボラティリティの大きいペアを選ぶ

 

 

市場の時間帯毎に値動きの性質が異なる様に、ボラティリティの大小も無視出来ない重要な要素です。

 

通貨ペアにも同様にそれぞれのアセット毎に

 

  • 値動きの性質や特徴
  • 経済指標との関連性
  • 通貨強弱や需給の兼ね合い

 

の切っても切り離せない特徴があり、その一つ一つを理解することでスキャピングのみならずトレード全般の「確度」を高められます。

 

日本人に馴染み深いドル円やクロス円だけが取引の全てではありません。

幅を広げながら複数の通貨ペアの中からベストな取引を選択出来る力を養いましょう。

 

 

自分に適した通貨は何だろう?FX初心者におすすめ通貨ペアをトレード経験を通して紹介します

 

最適なペアを選択する手法
通貨強弱を用いる事によって
  1. 現状一番効率の良い通貨ペアが瞬時に分かる
  2. 市場全体のフローや流れを見渡せる
  3. 市場参画者の思惑を読みとれる

 

トレードの幅はより横に広がりを見せます。

 

一日の中で波の様に揺れ動くフローに対する理解力を養う事でより理性的で合理的なトレードを身につけましょう。

チャートだけでは測れない【FX手法】通貨強弱を意識してトレードを効率良く上達させるコツ

毎日存在する経済指標やオプションの活用

 

【NYオプションカットとは?】トレード視野を広げる重大要素!

 

市場の切り替わりの節目だけが流れやボラティリティが大きくなるタイミングではありません。

 

金融市場では日常的に経済指標がほぼ毎日の様に存在し、その時刻に合わせて短期的な急変動を引き起こします。

 

何故か。市場全体では常に投機筋が仕掛けるタイミングを伺っています。

 

夜中のプレイヤーがいない時間帯に急激に仕掛けてもコストがかさむばかりで反対側に相手がいなければ旨味はありません。

 

自分のポジションをぶつける事が出来ないのですから。

 

だからこそ、市場が活性している時に経済指標の様な「市場プレイヤーが注目をするタイミング」で資金を投下して値動きを催す事でより効率的にマーケットを動かす事に繋がるからです。

 

 

【最適】FXオススメ便利ツール【トレード有効活用】

市場を動かす資金介入【最適】FXオススメ便利ツール【トレード有効活用】

 

 

【口座凍結?】スキャルピングは凍結されるの?

 

 

 

ネット上では

  • 口座凍結リスクを過度に懸念する
  • スキャルピングの禁止等に異様に拘る

 

プレイヤーが数多く散見される一方、何処のサイトやメディアであってもその内部詳細を簡潔に書かれている事がほぼ全くと言っていいほどありません。

 

 

それは一重に

 

  1. アフィリエイトや広告収入だけが目的でFXの経験の無いor浅い情報でひしめきあっている
  2. そもそもインターバンク内部事情にまで興味や関心を持つことが無くリテラシーそのものが低い

 

ケースばかりです。よりストレートに言うのであれば本当にトレードやFXしているんですか?という感じてしまう位です。

 

 

スキャルピング及びトレード全般で気になる凍結に関する話にも大まかにですが概要を理解し、市場に臨む姿勢を養いましょう。

 

過度な負荷はどの業者にも嫌われる

 

 

 

既に説明していますが日本の殆どの業者は相対取引を用いてわたくし達にFX環境を提供しています。

 

従って過度な負荷をかけることはどの業者であっても好ましくないことです。

 

過度な負荷の中には勿論高頻度の取引だけではありません。

 

 

代表的な業者に嫌われる行為
  1. 口座間/他業者での両建て
  2. 瞬間的なレートのズレを狙う鞘取りやアービトラージ
  3. 露骨過ぎる窓開け狙いの取引

 

 

取引のやり方や目的はプレイヤーによって根本的に異なります。

FX初心者や「普通に」使用している方には何の所縁もないかもしれませんが中には業者に負荷をかけたりいじめることで利益を獲得する事を狙うプレイヤーがいるのもまた事実です。

 

 

勿論、どちらの肩を持つ必要はないですし後者が一概に悪い訳でもありません。業者との付き合い方や定義は人それぞれです。

 

 

 

 

 

カバー取引が出来ない速度やロットでの取引

 

 

FX業者も相対業者ですから、言い換えるならば顧客の注文を呑めさえすれば、満足にカバーさえ出来れば原則的に問題がないのです。

 

 

むしろ、スプレッド等で手数料収入が多く入ってくるため高回転をしてくれるプレイヤーは良いビジネスパートナー。口座を凍結したりBANする事の方が不利益です。

 

ですが、

  1. カバーディールが出来ない程の高速取引
  2. 余りにも大きいロットでの高頻度高回転売買
  3. 流動性の薄い時間を狙っての露骨な鞘取り

 

 

等はそもそも相対自体が出来なくなるだけでなく、仮に市場にそのままオーダーを流したとしても満足に約定出来るかも分かりません。

 

従ってそういった行為を繰り返すプレイヤー程門前払いを受ける傾向にあります。

 

具体的にどれくらいのロットがリスキーなのか
これに関しては一概にも言えませんが実際のインターバンクや市場のポジション量を一度でいいから見る事を推奨します。
業者によっては国内であっても板取引を用いていたり透明性の高いシステムを「個人」に対しても提供しています。
時期や時間によってケースバイケースですが数本であれば特に捌くのにも問題はありませんが10本単位以上の取引で高回転を繰り返すようになってくるとかなり業者サイドからしても
負荷...というよりも面倒くささが増してきます。捌くのにも無駄な時間がかかってくるからです。
勿論数10本単位でなく数本単位でも秒スキャの様な一瞬の取引を何十百と繰り返すのも相対取引が間に合わなければ(市場に直接流すなら別)業者にとっても嬉しくない存在ですから留意が必要です。
あとはどこまでも許容するのかは各業者の裁量次第となってくるでしょう。

 

一本って何?

一本とは、100万ドルのことをあらわします。インターバンク市場においてディーラー間で取引をする場合の最小単位です。

一本の取り引きでは相場が1円動くと100万円、10銭動くと10万、1銭で1万円の利益・損失が発生します。非常にわかりやすいですが、大きな取り引きである分、少し動いただけで損益も莫大になります。

 

実際に中の人に聴いてみよう

 

FX業者とわたくし達の関係は例えるなら「ビジネスパートナー」そのものです。

 

業者としても

  • ロットの大きいプレイヤーや高頻度取引のプレイヤーは良い収益源
  • 積極的にアプローチをかけて使用してもらいたい

 

意図があります。当然ですよね。業者そのものの収益に寄与するのですから。

 

従って、問い合わせて実際にやり取りをする事で意外と簡単な内部事情や取引のやり取りに関する意見を答えてくれます。

 

経験上ですが国内でも最大手のGMOやDMMはともかく

 

  • 国内業者で高い資金効率
  • 追証リスクのないトレードシステム

 

「ノックアウトオプション」を提供しているIG証券さんは口座開設後やトレードシステムについて頻繁に電話がかかってきたり問い合わせや不備内容にも親身になって答えてくれました。

業者対応もまちまちなので、今一度使用している中の人にお話を伺うこともリテラシーを高める手段の1つです。

 

 

短期売買が全てではないこと

 

 

短い時間軸の中で活発に取引を行えることからもFX初心者は特に短期売買に傾倒しがちです。

 

結果としてテクニカル分析やチャートのみに依存し、値動きの上下の当てっこに執着し、目先の値幅に一喜一憂するプレイヤーはネットを見渡すだけでも非常に多く散見されます。

 

ですが、果たして本当に自分に適したトレードスタイルはスキャルピングなのでしょうか?

 

 

周りやネットの世界で無難な取引の仕方と形容されているだけで実は自分の得意な分野や時間軸は全く別の方向性に花開くかもしれません。

 

スキャルピングはあくまでも取引方法の一種に過ぎず、数あるカードの中の一枚に過ぎません。

 

「手段」に溺れることなく、自分自身のトレードの幅を広げながら己の在り方そのものを昇華していきましょう。

 

 

方向性が違うだけでFXのトレードスタイルを種類毎に把握する【自分に適しているのは?】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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