FXの夏時間と冬時間の違いと特徴をトレードに活用しよう

FX(外国為替)市場の流動性が非常に高まるニューヨーク時間は夏時間は午後22時から午前6時冬時間は午後23時から午前7時となり一時間の差が発生します。その為それに従って市場の値動きや思惑、売買の仕掛け方にも時間差が生じる事となり、夜間のトレードをする上で非常に密接に関わってくる要素となっています。

 

  • 夏時間と冬時間はいつから変わるの?
  • 具体的に市場にどういった影響が出るの?
  • 大して影響が無いと思っていた。。。

 

そう思う方も少なくないはず。実際にSNS上でFXトレーダーとしても活動しているわたしが夏時間と冬時間の違いと特徴、トレードでの活かし方について綴ります。

 

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FXの夏時間と冬時間とは

欧米、欧州諸国では「サマータイム制度」を導入しており、一年を通して取引時間は夏時間、冬時間のどちらかに該当します。

夏時間と冬時間では1時間の時間差が存在し、

  • 市場の始める時間
  • 経済指標の発表時間

 

に密接な影響を与える要因となっています。

欧米の夏時間(サマータイム)について

 

欧米のサマータイムの実地時間は下記の通りです。

サマータイム実地期間

開始時間 終了時間
3月第2(日)曜日 11月第1(日)曜日

 

 

夏時間と言えど日本の季節に当てはめると実に「春先から初冬」の時間がまるまる該当します。
サマータイムと言えど非常に長期間に該当しますね。

日本の国内FX会社の場合その殆どが欧米のサマータイム制度を基に取引時間を決めています。

その為、上記の取引期間が丸々夏時間として適用されることなります。

 

欧米の冬時間について

 

欧米の冬時間の実地時間は下記の通りです。

冬時間実地期間

開始時間 終了時間
11月第1(金)曜日 3月第2(金)曜日

 

当然ですが、夏時間の該当しない月日が丸々冬時間となります。季節的にも「初冬から春先」までの時間が該当しますね。

こちらも同様で日本の国内FX会社の冬時間も同様になります。

 

欧州は若干導入時期が異なる

 

日本では欧米の時間を基にサマータイム制度を導入していますが、欧州でも独自のサマータイム制度を取り入れており若干時期が異なります。

  • 東京市場
  • ニューヨーク市場
  • ロンドン市場

と世界三大市場の1つのロンドン市場があるイギリスを見てみましょう。

 

欧州のサマータイムの実地時間は下記の通りです。

サマータイム実地期間

開始時間 終了時間
3月最終(日)曜日 10月最終(日)曜日

 

 

サマータイムが「一、二週間単位」で異なるのが分かりますね。国内FX業者で取引してる場合は特に気にすることでも普通はありませんが、

分かりやすく下記に比較した表を作成しています。

欧米と欧州の夏時間比較

市場 開始時間 終了時間
ニューヨーク市場(欧米) 3月第2(日)曜日 11月第1(日)曜日
ロンドン市場(欧州) 3月最終(日)曜日 10月最終(日)曜日

 

実際に後述する「サマータイム制度のズレから発生する値動き」に市場毎の違いが密接に関わってきます。

 

夏時間と冬時間の違い

 

夏時間と冬時間はただ時間が違うだけではありません。市場の値動きへの影響も密接に関わってきます。

時間の変化による違いと特徴の大きな要因となる2つを理解しましょう。

 

経済指標の時間帯の変化

 

日本には文化的にサマータイムの制度が無いことからも、一年を通して国内の経済指標や東京市場の開始時間が変わることは原則ありませんが、海外の市場はそうではありません。

サマータイムは冬時間と1時間の差があることから欧州/欧米間の経済指標の時間そのものが変わってきます。

 

経済指標は毎日公表される資金の動向を左右する重要なものであり、そのタイミングを通して素人、プロのみならず

  • 資金の介入
  • 仕掛けや思惑の発生

 

が発生することになる為、トレードをする上で認知が必要不可欠なものです。

 

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オプション勢力の変化

【NYオプションカットとは?】トレード視野を広げる重大要素!

市場に非常に大きな影響を与える【NYオプションカットとは?】トレード視野を広げる重大要素!

 

為替市場に限ったお話ではありませんが「オプション」はその日、その時の市場の動向やレートに大きな影響を与える要因の一種です。

日本のよくあるサイトやトレード情報では業者間の「個人オーダーのみ」を注視される方が往々にして多い傾向にありますが、オプションの影響力の方は同等以上に市場を動かす「材料」として日々の市場の中で扱われています。

当然、時間が1時間ズレるのは経済指標だけでなくオプションの清算期日(カットオフタイム)も1時間の変化を伴います。よって

  • オプションバリアの介在期間
  • 一日の値動きの方向性

 

も変わってくる為、夜間トレードをする方達にとって「オプションの時間の変化」を把握することはトレードの応用にも活きてきます。

 

「重要なレート」として機能する【思惑】オプションバリアとFXの関係と活かし方

 

 

投機筋達の変化

 

市場には常に巨額の資金を介してマーケットの値動きをコントロールしようとする勢力が存在し、また対立しています。端的にまとめるのであれば市場では常に

  • 買い手
  • 売り手

の双方が存在することから双方に投機筋が存在する。と形容することが出来ます。

投機筋の中には、自分達の目的の方向=「レート」へ仕掛けるだけでなく市場のチャートを自己勢力の優位になるように創り上げることを目的とする勢力も存在します。

 

(あくまでも一種であり、多くの個人トレーダーの様にチャートとテクニカル分析に依存しない勢力も多数存在する為、一概に言えません。)

 

 

しかし、上記のようなマーケットメイカー...転じて「チャートメイカー」達が存在するのも少なからず事実であるので市場の夏/冬時間は

  • 仕掛ける時間帯
  • 重要になる時間

 

「ズレる(変わる)」ことになります。一時間市場の時間も変わるので当然ですね。

 

実際にチャートメイカーの動向を意識しながら取引していた一例

このように時間がズレるということは重要となる/意識される時間帯そのものが変わりその後の流れや思惑の傾向と非常に強く密接に関わってくるのです。

 

 

時期の変わり目は思惑や値動きの仕掛けの統一性が乱れる傾向にある

 

夏時間と冬時間の違いとそれが市場にどういった影響を与えていくかをお話してきましたが、時期の変わり目には思惑や仕掛けの統一性が乱れる傾向があります。

 

より厳密に言えば、「重要視される時間帯に乱れが生じる」ことです。

 

原理はとても簡単で、欧米と欧州でサマータイムの導入時期が1~2週間異なる為です。あくまでも日頃のトレードの中での経験則になってきますが欧米と欧州のプロやマーケットメイカー達の取引時間が異なってくるからです。

 

欧米と欧州の夏時間比較

市場 開始時間 終了時間
ニューヨーク市場(欧米) 3月第2(日)曜日 11月第1(日)曜日
ロンドン市場(欧州) 3月最終(日)曜日 10月最終(日)曜日

 

逆に言ってしまえば時間が統一された後の市場動向では

  • 意識される時間帯
  • 仕掛けてくるタイミング

 

統一性や同意を得やすいということを示唆しています。従って時期の変わり目の値動きや仕掛けのタイミングには欧米/欧州のズレがあることを考慮して

既存の時間帯の意識だけで盲目的にならず時差を考慮することも取り分け短い時間軸でのトレーダーには有効なプロセスとなるでしょう。

 

重要な時間帯を知るということ

 

 

言葉にするだけなら簡単ですが、日本ではサマータイムの制度が無いことも起因してトレードをする上で「時間帯の重要性」を軽視なされている方が多いのではないでしょうか。

 

 

ただ市場の開始/終了時刻を知るだけでなく、

一日24時間という時間を通して時間軸の大小問わず「重要な/意識される時間帯」というものは多く存在し、トレードに有効活用したり判断材料としても使役出来る非常に有効的なファクターです。

 

漠然と「業者の取引時間が変わるだけだ!」と捉えるのではなく、目先のチャートやテクニカル分析だけに依存しない複数の考え方を取り入れ、そして活かしていくことで

 

トレードの視野と世界がグっと広がるかもしれません。

 

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