FX初心者のレバレッジおすすめ設定方法と間違った2つの「勘違い」

 

 

 

FX初心者にとってリスク管理の観点からも「レバレッジの設定と使い方」は非常に大切な項目です。実際には

 

 

  • レバレッジ何倍の設定がいいのか分からない
  • 上手な使い方が気になる

 

 

前準備の段階でどうしても躊躇ったり悩んだりすることもしばしばある悩みの種の1つ。

 

 

そして「レバレッジに対する誤認」が数多く存在し、それが当たり前となって定着していることも少なくありません。

 

 

そこで実際にFXを日々SNS上でも投稿しながら「トレーダー」としても活動しているわたしが、上手なレバレッジの設定方法と陥りがちな「勘違い」についてお話します。

 

 

 

普段市況しているハッシュタグ

#たまには市況してもいいよねいいでしょ 

・オプション
・国債/金利
・チャート
・需給や強弱まで

画像やメディアに残しながら幅広く思考のカードを活かして市況しています。

レバレッジの設定方法と仕組み

 

「リスク」に関する内容を頭に入れる前に、レバレッジ倍率と証券会社毎に仕組みと関係性について理解を深めていきましょう。

 

 

殆どの証券会社ではデフォルト設定

 

 

国内の殆どの証券会社の場合、レバレッジはデフォルトの状態で25倍となっており自分で倍率を変更することは原則不可能となっています。

 

何処の国内業者もほぼ同じ

当社のFXネオ取引のレバレッジは最大25倍となっており、お客様ご自身でレバレッジの倍率を設定変更することはできません。

実質的なレバレッジは、ご入金額、取引通貨量等により変化いたします。

 

 

従って、最大手であるGMOクリック証券やDMMFXを筆頭にレバレッジを可変させることが出来ないのはある意味では「初心者優遇措置」であるとも言え

 

どこの業者でも原則同じ資本比率でのトレードが可能です。

 

1Lotに必要な証拠金額byGMO

 

 

例えばドル円であれば約5万円あれば1万通貨を持つことが出来、これは国内業者であればどこであっても殆ど変わりません。

 

そのためトレードをする上で必要な証拠金が一律である点からの差別化は出来なくなっており

 

  1. スプレッドの違い
  2. スワップポイントの違い
  3. スマホアプリの有無や利便性の違い
  4. 扱っているアセットの違い

 

から自己に適した証券会社を選んで市場に日々参画しているのが実情です。

 

 

 

自分で倍率を調整出来る業者も存在する

 

 

 

対照的に、自分でレバレッジ倍率を調整出来る業者も存在します。

 

しかしその多くは国内ではなく海外経営のFX業者です。そしてその多くは1倍から数百倍までのハイレバレッジまで任意の倍率を口座毎に調整しながら市場に参画出来る様になっています。

 

何故か?それは日本の法律に遵守した経営方針では当然ない事に起因します。

 

海外FX業者では日本の証券会社と差別化を測る事でプロモーションや顧客の誘導を行っています。

 

  1. 個人でも使用出来る高いレバレッジ倍率
  2. 資金効率を高めるボーナス制度
  3. 追証のリスクを無くすゼロカット制度

 

どれも現状の国内FX業者では実装されていないものです。だからといって一重に海外FXが優れている訳でもなくどちらを扱うかは自分の目的次第であると言えるでしょう。

 

 

 

 

 

ハイレバレッジと聴いて

 

  1. レバレッジは高ければ高い程危険
  2. 低レバじゃないと安心出来ない

 

と言ったイメージを想起していませんか?

 

実際は殆どのプレイヤーがレバレッジに対して余りにも過大な「誤認」と「勘違い」をしています。

 

誤りやすい2つの勘違いについて紐解いていきましょう

 

 

 

 

 

レバレッジの誤った2つの勘違い

 

 

ハイレバレッジは危険ではなく資金効率を高めるもの

 

 

前提として、ハイレバレッジ=高リスク と言った謝った解釈をしているプレイヤーが非常に多いのが実情です。

 

 

そもそもレバレッジの倍率とは何なのでしょう。

 

それは倍率が高ければ高い程、1Lot辺りの証拠金額が小さくなることを示唆しています。

 

つまり1Lot及び取引をする上で資本効率を高める役割をしているのです。

 

 

 

倍率が高いと広がる戦術
1Lot辺りの証拠金が少なくなる事で、資本に対する保有可能ロットが増加する事は言うまでもありませんがこの「上限ロット」こそが初心者や中級者にハイリスクと言った誤認を生み出しやすい代表的な例となっています。
反面、上限ロットが増加することで
  • 両建てによる損益のヘッジ
  • 複数のアセットを同時に取引する
  • 収益機会の増加
  • 戦略的な積み増しやロットの可変

 

これらの事が行えるようになり、トレード自体の幅がぐっと広がることに繋がります。

 

 

 

しかし、どれだけ資金効率を高められたとしても「いつでも最大上限までロットを引き上げて博打打ちのようにトレード」をしていてはそれはもうただのギャンブル中毒者と同義になってしまいます。

 

 

現状の自分にとって一番適切なロットは何なのか?を常に模索し、自分に適したロットを決めトレードを行いましょう。

 

ハイレバ狂いにならない為にFX初心者のロット数の決め方と大きさは?取引で適切なポジション量

 

 

 

低レバレッジは決して安全ではない

 

 

SNSで日々活動中

 

考えてみましょう。何故株式市場が信用取引の最大倍率が3.3倍なのにも関わらず数年置きに破産者や資産を大きく失う方がいるのかを。

 

外国為替市場とは違って株式市場では

 

  • 一日の変動幅が大きい銘柄がある
  • ストップ安/高で取引出来なくなる場合がある
  • 取引時間が短い

 

と言った特徴がありますがそれでも3.3倍と非常に倍率自体が低いことには変わりはありません。

 

そして何故為替の様な5倍、10倍以上の倍率がないのでしょうか。

 

 

 

低レバレッジだからこそ己惚れる
低レバレッジだということは逆説的に「1Lot辺りの必要な証拠金が増加する」事を意味しています。
潤沢な資金と余裕のある維持率についつい損失に対してもシビアな判断力が失われ
  • 損失やロスカットに対する判断が鈍る
  • いずれ戻ってくるであろうと塩漬け癖がつく
  • ナンピンを繰り返して損失を補おうとする

 

 

癖や習慣が非常につきやすくなります。

 

そしてそういった習慣が反復される事で次第に「負の連鎖」へと陥っていくのです。

 

重要なのは倍率の大小ではないこと。そして「勝ち負け」にも倍率は何の意味もなさないことを強く促しましょう。

 

 

市場に参画する時点で「リスク」を背負っている

 

 

ここからが終盤であり、一番重要な本題です。

 

 

 

「市場にさらける金額」について、皆さん熟考を重ねた事がある人はどの程度いるでしょうか。

 

 

リスクというのは「発生するであろう損失」だけでは断じてありません。

前提条件として、わたくし達は市場に参画する上で資本を投下しレバレッジをかけながらポジションを構築しています。

 

つまり、参画した時点で資本を投下するというリスクを帯びているわけです。

 

 

忘れがちですが常に市場ではテールリスクを内包しながら今日この瞬間も市場は成り立っています。

 

 

突発的な急変動

テールリスク(Tail risk)は、「ブラックスワン・イベント」とも呼ばれ、マーケット(市場)において、ほとんど起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が実際に発生するリスクのことをいいます。これは、通常、確率的には極めて低いものの、発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスク(大幅下落するリスク)のことを指します。

一般に「テール」とは、騰落率分布の端や裾野を意味し、また「テールリスク」は、数十年~数百年に一度起こるかどうかのリスクのため、債務格付けなどでは考慮対象外とされます。

 

 

 

トレードを行っているとどうしても取引損益や資本増減のみに比重を置きがちですが、資金を口座に投入している時点で間接的に市場にさらけ出しているのと同義です。

 

 

突発的な急変動で一瞬の内にして資本金以上の損失を被る可能性が例え0.1%であったとしても常に内包しているからです。

 

 

今口座に入っているお金が何を拍子に0になってしまうかもしれません。

 

テールリスクを含めたこれらの急変動時には値幅が一瞬にして数百pips~1000pips以上の値幅が動くことも少なくない為、普段では中々ありませんが「ポジションの注文自体が間に合わない」ケースが発生します。

動画でよく分かるスイスフランショックの値動き

動画が非常に分かりやすいですがこういった大暴落の際には

  • 強制ロスカットの制度や注文が間に合わない事がとても多い
  • 結果として非常にズレたレートで約定される

 

事となります。

当然、強制ロスカットが間に合わない=資本金以上の損失が発生することを意味しますから、わたしたちは追証を支払わなけばならなくなるのです。

 

 

 

どれだけ余力を持って取引しても、どれだけロットを過度に張っていないとしてもいつこういった変動が起こるかは誰にも分りません。

 

だからこそ

 

「市場に参画する以前のリスクを把握」し、キャッシュとして銀行口座や手元に残すことは最大のリスクヘッジとなり得るのです。

 

常に「割合」でリスクとレバレッジを活用しよう

 

統括すると最終的にFX初心者であれ中級者であれオススメのレバレッジ倍率は正直5倍だろうと100倍だろうと全く変わりません。

 

純粋に1Lot辺りの証拠金率が変化するだけだからです。そして間接的に低レバレッジになればなるほど「市場に資金をさらけるリスク」が増大することも忘れてはいけません。

 

 

日々の取引においてレバレッジ倍率の大小よりも資本に対しての「割合」での損失とリスクの計算をする事が何よりも重要です。

 

高/低レバレッジであろうと資本金に対する損失割合さえ変わらなければ、必要な証拠金が違うだけで何1つ問題がありません。

冒頭で述べた通り高い倍率というのは資金効率をより効率よくする為のものであることをわたくし達は決して忘れてはいけません。

 

 

 

 

そして資本や損失を「割合」で日々捉え、思考する癖は己が研鑽する事でしか養えないものです。

 

 

システムや制度は扱う人間次第で善にも悪にも変化し、良い結果をもたらす事も悪い結果を生み出すこともあります。

 

だからこそ、使役する1つ1つの制度に対してより真摯に向き合い活用していく事でFXであろうと何であろうと

 

 

わたくし達は日々、何をどう使役するかを試されているのです。

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事